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『自由を求めて ―ハリーとメーガン 新しいロイヤルファミリーを作る―』読書ビジュアルガイド(2)

サセックス公爵夫妻ことハリー王子とメーガン・マークルの「非公式」伝記”Finding Freedom: Harry and Meghan and the Making of a Modern Royal Family”(邦訳は『自由を求めて ―ハリーとメーガン 新しいロイヤルファミリーを作る―』 オミッド・スコビー 、キャロリン・ドゥランド 著、扶桑社、2020年)読者のためのビジュアルガイド第2回。第二章ではいよいよハリーとメーガンの出会いが描かれる。

前回の記事は以下に。

 

girlwhy.hatenablog.com

この記事はあくまで本の内容の補足が目的ですので、詳しく興味のある方は伝記本を手に取ることをおすすめします。

(英語版を読んでいるので、日本語版とは表現が違うかもしれません)

 
 
 
 
 
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目次

 

第二章

ニューヨークにて、Marchesa Voyage がShopStyleとコラボしたコレクションの発表イベントに出席したメーガン。Marchesaってハーヴィー・ワインスティーンの元妻ジョージア・チャップマンがデザイナーのブランドよね……。

2014年のこのイベントについて検索すると出席したセレブリティとしてまず名前が出てくるのはオリヴィア・パレルモジェイミー・チャンあたりで、メーガンの名前は出てこない。以下の動画でも「パーティ参加者のひとり」としてちらっと映るだけでインタビューとかはされてないんですよね。(以下の動画はサムネイルが欠けているものの、クリックするとちゃんと再生されます)

 

2015年トロントでのDove Selfesteem Project にて「SNS上で自尊心を失わないためには?」という質問に答える。

 

同じく2015年、シカゴでのWICT Signature Luncheon meghanに出席。

 

ライフスタイル・ブログThe Tigはすでに閉鎖されているけれど、アーカイブ作ってる人がいた!

2010年代はハリウッド女優の間でこの手のサイトやビジネスを始めるのが流行って、リース・ウィザースプーンのDraper James、ブレイク・ライブリーのPreserve、ジェシカ・ビールのKinderfarms、アシュレイ・ティスデイルのThe Haute Mess、シェイ・ミッチェルのAmore & Vita……と、数えきれないほどブランドが乱立した。その中で一番成功したのはグウィネス・パルトローのgoopと、ジェシカ・アルバのThe Honest Co. あたり? 現在は閉鎖されたものも多いのでは。

https://thetigarchives.tumblr.com/post/622547416263131136/the-tig-archives-beauty-for-the-love-of-dogs

thetigarchives.tumblr.com

現在は削除されているブログThe Working ActressのTwitterFB

 

この頃のメーガンを検索すると、売り込みたい中小企業が集まってD級「セレブリティ」を集め、無料商品と引き換えに自社のモノを手に写真を撮らせるイベントの画像が何か結構いろいろ出てきたりする。まだそれほど有名ではないハリウッドの駆け出し女優として平均的な生活をしていたんだろうなあと思う。

 

スタイリストのジェシカ・マルルーニーと夫のベン。

ジェシカといえばパンデミック中に、黒人への連帯を求める黒人ファッションブロガーの投稿を、名指しされたわけでもないのになぜか自分への当てこすりだと思い込み、ブロガーのキャリアへの脅しともとれるDMを送ってスキャンダルになった。結果、複数の番組を降板になり、夫のベンも司会を務めていた番組を辞めることに。

 

まだ出会いの場面まで辿りついてないけど長くなったので次回に続きます。